今日も暑いよ。
この丘の上から、この下の景色を見るのが
毎日の楽しみ。
あれから1週間。
僕はやったよ。
実際には1週間じゃ足りなかった。
10日かかった。
何にもないとご飯も食べられないからさ、
何かをしようと思ったんだ。
僕は恥ずかしいけど、拾ってきた器を置いて、
お恵みくださいと。
お恵みくださいと。
(土の上に座り込んで深く頭を下げている)
どんだけ1日に言ったんだろ。
恥ずかしいとか言ってられないんだ。
1日声を上げて、お恵みださい、お恵みくださいと言ったら、
拾ってきた器にお金が入るんだ。
それをやった7日目の朝に少し溜まった。
それだけじゃなくて、果物を置いて行ってくれたり、
いろんな人がいろんなものを置いていってくれて、
それで、今度、お恵みくださいって言うのも疲れたなと思ったんで、
ありがとうございますって、1日ありがとうございますって言ったらさ、
どんどんお金が入っていくんだよ。
お恵みくださいって言ったら入らないのに、
ありがとうございますって。
どんどんお金が入ってくるの面白くない?
これはどういうことだと僕は思ったんだ。
おじいさんが言ったのを思い出した。
誰かにしてもらったら、『ありがとうございます』
1度目は深く頭を下げて「ありがとうございます」って言えってさ!
そしてまた 同じタイミングで今度は笑顔で顔見て、
✨ありがとうございます✨っていうっていうの。
そして、 去っていく姿を見て、
「ありがとうございます」って
言えって言うの。
そしたら、いろんなことが起こり始めた✨✨✨✨
不思議だよね。
おじいさんが言ったことを実践しただけなのに、
いろんなことが起こり始めたの。
まるで、おじいさんが言ったことを、
それが物語になって起こるような感じなんだ。
事前に聞いてたことをする機会が与えられたっていうのかなあ。
僕、今17歳。
そのお金を何を買ったか知ってる?
食べるものも買ったけど、野菜の種を買ったんだ。
町に野菜を売っている人がいて、これが野菜なんだってわかった。
ものが自然に生えてることもあって、それを今度売ったら売れるの。
で、僕、使ってしまったら(お金)終わるから、
野菜の種を買ったんだ。
でも、どこで作るかわかんない。
そうしていたらさ、ロバが疲れて動かなくなった人がいた。
だから荷物を届けられないんだって。
その人はロバが動かないから いじめてた。
僕はおじさん、それやめてって言った。
水を持ってきて飲ませた。
痛いだろうと思って、体を触ってやった。
そうしてたらね、ロバは僕の言うことを聞くんだよ。
おじさんはびっくりした。
僕はそのおじさんと一緒に荷物を運ぶ手伝いをした。
そうしたら おじさんがお前、なかなかやるじゃないかって言って、
その荷物の運搬を任せてくれた。
でも、 そんなに高い労働じゃないから、 やっぱり使われるんだよ。
収労所と一緒だよ
それはわかって、僕は2回目の満月が出る時に辞めると誓った。
でもさ、その中でさ、このロバのおじさんに
なんで出会ったかわかったんだ。
そのおじさんはいろんな人が知り合いなの。
それで僕は その人達に出会うことになった。
おじさんがいなければ繋がりがなかった人たち。
僕はちゃんとこうやって出会うようになってたんだなって
わかったの。
面白いよね。
もう肺は大丈夫だよ。
おじいさんが言った通りにしたし、
吸って吐いて吸って吐いてして、
綺麗な水飲むと、 おしっこがすごい匂いなんだ。
体の汗もすごいんだ。
それを出し切るのに10日かかったけど、 その後は匂いもしなくなった
多分いいんだろうと思った。
そのロバのおじさんは縁がなくなったけど、
でもその中に 3人の人に出会った。
大事に少ない種を持っていたんだけど
いつもポケットに入れてたんだ。
癖で手をポケットに入れて種を触っていたんだ。
どうやって育てたらいいんだろうって思いながら。
ボロボロになったポケットが破れで
種が足元に落ちてしまった。
一人のおじさんが
慌てて拾ってる僕を見て、これはどうしたのか。
って聞かれたので、
野菜を買うお金はないけど、これを育てたら自分も食べれて、
人にも買ってもらえるからって。
そしたらその人、土地を持ってる人だった。
なぜうまいようにここから落ちたんだろうね。
どういうことなんだろうと僕は思った。
もし落ちなかったら
その土地を使っていいよとはならないんだ。
そうして僕はそこで作り始めた。
そして、全部食べたりしないよ。
3分の1は残して種にするんだ。
そして その3分の2残った中から
5分の1をその人にあげた。
毎日いろんな野菜を作って、それをその人にあげた。
そうすると、 こんな新鮮な野菜を毎日届けてくれるのか。
って言って、その人は喜んだ。
市場に行くと野菜はあるさ。
でももう2日は経ってるんだ。
でも僕の野菜は新鮮なままなんだ。