猿田彦大神祝詞とその心
2025年 11月 04日
2025年 11月 04日
道の長ちに坐(いま)して
万(よろず)の人々を清き正しき道に導き給い
福徳円満(ふくとくえんまん)
所願成就(しょがんじょうじゅ)の御守護を賜えと
畏(かしこ)み 畏(かしこ)みも申し上げ奉ります。
天津御祖(あまつみおや)の御神勅を体して
この世の道を開き整え給う大神よ、
今この願いのまにまに
悪しきものを祓い除け、
よき方へとお導き給え。
惟(おも)う心も直き真心もて、
猿田彦大神の御前に申し上げ奉ります。
畏み畏みも申し上げ奉る。
人は困ったとき、
どうしても『何とかしてほしい』と願ってしまいます。
そして、神に祈れば奇跡が起きる、
願いが叶う‥
そんな『即効』のある救いを求めがちです。
けれど、猿田彦大神は『道開きの神』ですよ☺️
道を『与える神ではなく、
示す神』なのです。
つまり、私(あなた)が進むべき方向を照らしてくださる存在。
けれど、その道を歩むのは、私(あなた)自身。
神は導きを与えるけれど、努力や覚悟までは代わってはくれませんよ〜。
願えば叶うと信じる心は美しいけれど、
「叶えてもらうこと」だけを目的にしてしまうと、
それはもう信仰ではなく、『取引』になってしまう。
猿田彦大神は、『人の心を見抜く神』です。
欲にまみれた願いではなく、
「どうか正しい道を歩めますように🙏✨」
という真心の祈りを、何より尊ばれます。
だからこそ☺️
『何でも叶う』ではなく、
『正しい方向へ導かれる』ことを願うことね。
それが、本当の『庚申の祓』の心であり、
猿田彦大神が私たちに教えようとしている『信仰の原点』なのです。
小学校5年生の時 秋の夜長、満月の日 寺院の僧侶から、「この娘は尼になり40歳で人生が変わる✨」と言われる。Instagram⇨@anjuan.hounyo1313
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