生かされてきた『普門という入り口」❸
2026年 01月 30日
『普門(ふもん)』という言葉があります。
正しい願いを持つ者だけが入れる入口でもありません。
迷っている人。
疲れ切っている人。
言葉を失っている人。
そうした人の前にも、
等しく開かれている門。
それが、普門です。
観音菩薩の寺院。
地蔵菩薩の寺院。
不動明王の寺院。
阿弥陀如来の寺院。他寺院も。
それぞれに由来や役割はあります。
調べれば、意味も歴史も知ることができます。
けれど‥‥
本当に先が見えなくなったとき、
人は知識では前に進めません。
どこへ行けばいいのか‥
何を願えばいいのか‥
どう祈ればいいのか‥
(私も幾度もありました。)
その問いを抱えたままでも、
立ち入っていい場所。
それが、仏様の前です。
普門とは、
『正しく願うための門』ではありません。
願いを持てない状態のまま、座っていい場所です💚
だから、
仏様の前では、
何もしなくていい☺️
ただ座って、
呼吸をして、
時が流れるのを感じる✨
願いも、反省も、
言葉にしなくていい。
それは、
何もしていないように見えるかもしれません。
けれどその静けさの中で、
仏様はそっと、
道を整えておられます。
急かすこともなく、
叱ることもなく、
答えを押しつけることもなく。
まだ見えない道が、
見えるようになるまで。
八十八箇所巡礼が、
一歩ずつ自分の足で歩く道であるなら、
『普門』とは、
歩けなくなったときに戻ってこられる場所です。
巡れなくてもいい。
進めなくてもいい。
ただ、
『ここに在る』ことを
許されている場所。☺️
生き延びて、
ここに在る。
それだけで、
仏様の前では、
すでに十分なのです。
この門は、
何かを成し遂げた人のためではありませんよ。
今日を越えるのが精一杯だった人のために、
今日も静かに、
開かれています☺️
寒い冬 本堂は閉め切っているかもしれませんが、「入ってもよろしいでしょうか?」とちょっぴり勇気を出してみてくださいね。
ほんのちょっとの勇気が、やがて未来を変えていくのですよ☺️
小学校5年生の時 秋の夜長、満月の日 寺院の僧侶から、「この娘は尼になり40歳で人生が変わる✨」と言われる。Instagram⇨@anjuan.hounyo1313
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